お問合せはtentoumushi344@gmail.comまで

2016年12月05日 08:21

本物の零戦!! 「名古屋航空宇宙システム製作所史料室」 「航空館BOON」

カテゴリ:地元情報

三菱重工業の工場内に ほんものの零戦があるよ。
と教えてもらって、宇宙マニアの子供たちを連れ、豊山町へ出かけてきた。

「名古屋航空宇宙システム製作所史料室」


名古屋空港のすぐ脇にあり、隣にはMRJの巨大な工場倉庫が圧倒的な威厳を放っていた。

正門でたくさんの方が受付をしている。
工場に入る度に、厳重なチェックをうけている様子。
史料室へ入るのも、事前予約と,当日の受付が必要。

でも、史料室へ入ったのは、私たちの他に台湾人の2人だけ。
ひっそりした倉庫の中には、巨大な飛行機が数台と、たくさんの資料が、過酷な戦争の歴史を無言で語っていた。

私の人生において一度も興味を持ったことのない領域の知識を、
こどもの興味のおかげで広めることができることに感謝しながら、
でも、ドキドキ。


史料室には、びっくりするような貴重なものが、雑多に置かれていた。

・アメリカから持ち帰った飛行機の残骸から、精巧に復元された零戦。

・国産の初ロケット推進戦闘機「秋水」

・穴だらけの飛行機ボディ。

戦前戦後に使用されていた調理道具や、そろばんやタイプライターなどの日用品まである。

飛行機の中にも入れる。
機内には椅子の横に丈夫な補助机、資料を置いておく本棚まである。



銃弾を受けたプロペラには、
「持ち上げて重さを感じて見てください」
という趣旨の紙が置かれている。

おそるおそる持ちあげると、、、重い。
これをひとつひとつ、作っては運び、作っては運んでいたであろう作業員の姿が頭に浮かんだ。


鉄くずを集めたけれど、鉄くずが足りなくなったから。
という理由で木製の翼を持つ飛行機は、終戦間際に作られた飛行機もあった。

どれも初めてみた。


史料室の係員さんが、1機ずつ説明してくださる。

秋水が、敵軍の後ろへまわり、攻撃したあと、滑空して降りてくる様子を、
雄弁に語る様子は、映画でも見ているようだった。


ガラスケースの中には、おそらく、零戦の工場で働いていた方が書かれたと思われる
手書きの資料がたくさんつまれている。

戦闘機の作り方。
敵の攻め方。
小牧は、戦闘機の工場があったから、ひどい爆撃をうけたそう。

こどもたちは、わーいとばかり、零戦のタイヤをゴロゴロ回転してみたり、機内に着席してみたり、
模型飛行機で遊だり、零戦の紙飛行機を飛ばしてみたり、自由に遊べて楽しそう。

私は戦争の残酷さを目の前にして、心がざわざわしてきたので、
子供をさそって、第二の目的地「航空館BOON」のある 神明公園へ向かった。

こちらは月曜休館なので、入れなかったけれど、公園で遊んで、
外の空気を吸ったら気持ちが落ち着いた。




零戦マニア?の方の書かれたブログがありました。最強!な史料室!
http://www.geocities.jp/skegfirst/komaki.html

史料館は、月曜日または木曜日のみ開館。事前予約制。

台湾からの研究者?さんは写真をとりながら、零戦の構造について熱心に質問をしていた。
興味のある人は、ぜひ行ってみてほしい。
生きた歴史を知ることができます。


  
  • LINEで送る


Posted by 森のようちえん「てんとうむし」 │コメント(0)

2016年12月05日 07:48

落ち葉の舞い

カテゴリ:活動日記


秋の楽しみは

落ち葉布団


ふあふあな葉っぱをかけると

ほわっ とあったかい


わぁ!っと空へ投げると

シャワーのように葉っぱが降ってくる


カラカラ音を立てて 

子供たちと一緒に

秋の舞いを披露してくれる

落ち葉たち

  
  • LINEで送る


Posted by 森のようちえん「てんとうむし」 │コメント(0)