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2017年11月28日 08:48

ダンボール遊びも、自信を生み出す。

カテゴリ:活動日記


ダンボールに入って、 いざ!

高速回転~!
くるくるくる~!!
見ているだけで目が回る。


ただダンボールで滑るだけじゃ満足しない子どもたちは、
毎回いろいろと新しい技を編み出してくれる。


それをみていた仲間たちが
「それ!いいねぇ!!」と真似をする。

自分が発明した遊びを、
誰かが真似してくれる喜び!

これは、感じたことがないとわからない。

そして、そこから
数字では測れない自信がついていく。

いわゆる、
根拠のない自信。



クラス一位、テスト一位、コンクール一位。

数字が根拠になっている自信は、今自分がいるその場所だけで得られる優越感であり、
少し広い世界へ出て、自分より長けている人と出会った瞬間に、ガラガラと崩れて「劣等感」に代わってしまう。


その点、自然の中の遊びは優劣がない。

木登り一番!
火つけ一番!
ダンボール滑り一番!

どれも、決して誰にも抜かされない。
自分だけの自信。


幼少期、私の自信は、
「高い壁から飛び降りる」ことだった。

ただ飛び降りるのが楽しくて、
足の裏が痛くなろうが気にもせず、何度も何度も、飛び降りていた。


毎日、全力の遊びを見せてくれるこどもたちを眺めながら、
「あー私もこんなことしてたなぁ。。」と、薄れている自分の幼少期の記憶を、上書きしていく。


子どもの居場所にいさせてもらって、
癒されているのは、間違いなく大人のほう。
  
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Posted by 森のようちえん「てんとうむし」 │コメント(0)