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2018年12月25日 00:03

健口講座 『げんきなお口の育て方』 開催報告,感想まとめ 



歯科衛生士 中村和子さんの健口講座『げんきなお口の育て方』が、 盛況のうちに終わりました。
前回の講座に参加した子がもう園児さんだから、3年ぶりぐらいになるのかな?

今回初めて参加したお母さんたちが、『もっと早く知りたかった!』と、大きな衝撃を受けているのを見て、
開催期間を空けすぎたことを反省しました。
今後も、定期開催をしなくちゃ!

先日、県芸大からいただいてきたダンボール迷路には、こどもの顔、おとなの顔 が描かれました。
どっちが子どもの顔か、わかるかな?
http://sorashido.boo-log.com/e467871.html


12月13日木曜日、てんとうむし親子組メンバー向け講座は、お弁当を囲んで、お互いに食べる様子を見合いながらのお話でした。



今回のお弁当は、あらかじめ講座の趣旨を伝えて
「かじりとる ことに挑戦できる お弁当」
にしてもらったのですが
それでも丸のみしちゃう子も!


後日、参加者の感想を和子さんへ送ったところ、以下のようなコメントいただきました。


『歯科医は予防に無頓着。
歯科衛生士は歯みがきの事しか言わない人が多く、
栄養士は食べやすくしてたくさん食べる提案、
保健師は予防接種と事故防止・・・
これでは悩める母たちが増えるばかり。
赤ちゃんの時にコラム冊子を読んでほしいなぁ・・・』



。。。。。

歯科衛生士 中村和子さん執筆のコラム集
「元気なお口の育て方」を読みたい方は、直接和子さんにメールしてみてくださいね。
郵送してくださいます。

中村和子さんのブログはこちら
http://blog.canpan.info/hanetto/

一冊1000円ではもったいない充実の内容。
コラムなので、読みたいとき、ちょっと時間が空いた時に、すぐ読めるのも嬉しい。


~ 以下 講座参加者から届いた 感想の一部です。 ~


●食べてくれるほうがいいと、つい食べやすい大きさにしてしまいがち…
「今の日本で(普通に生活してれば)餓死する子なんていないから!」
この言葉にも納得、最初は食べなくてもお腹が空けば食べにくいものでも口にするよね、きっと。
手を出しすぎないで見守る。
遊びや活動中の時は念頭に置いてるけど食事も同じことなのかなー。

●目からウロコだったのが
「指吸いはやめさせなくてもいい、とにかく噛む力を鍛えれば自然に歯並びは正しい位置に治る」
ネットで「指吸い 歯並び」で調べても似たような答え(やめさせる方法)しかのってない…
そうか!やめさせる以外のアプローチもあったのかと驚き、
もっと早く知れていればと悔しい思いで泣けちゃいました。

●医者さんや保健師さんからはなかなか教えてもらえない健康な歯の育て方、目から鱗な話ばかりでとても勉強になりました!
虫歯ができるかできないかは食習慣が原因だったのは知らなかったです。
歯磨きさえしていれば安心と思っていましたが、そうではなかったのですね。
食べやすいようにと手をかけてる事が、実はお口の不健康へとつながっていたという事もショックを受けました。


今日から早速実践できる事がたくさん見つかりました。
⚫︎三食以外 糖分はとらない
⚫︎食材には出来るだけ手を加えずそのまま与える
⚫︎飲み物は基本、水
⚫︎骨つきチキンやリンゴ丸かじりなど、前歯を使ってかじりとれる食べ物を意識して食べる
⚫︎ストローは出来るだけ使わない、コップで飲む。
⚫︎熱いお湯などを唇で感じながら調整して飲む
⚫︎口ゆすぎをしっかりする。うがいだけではなく、口ゆすぎ。それによって口の筋肉を鍛える事ができる。


●お腹が鳴るくらい空く感覚を
ご飯のいい匂いの中で楽しみに待つ感覚を
素材をしっかり前歯で噛みとる感覚を
昔自分たちが育ててもらってたスタイルだなぁと、ホッとしました。
離乳食の本などを読んで細かく切ったり柔らかく煮たり…正直すごい疲れてたので、肩の力が抜けました。

●あの日から、お腹を空かせるように、お菓子に目がいかないように工夫し、今日はじめて夜ごはんを完食してくれました!
ごはんを食べない子で悩んでたので、すごく嬉しくて涙がでてきました。

●もっと早く知りたかった!
食べやすく食べやすくと食事を考えていたことが原因と知り猛省しました

●顎が小さいからとか遺伝だからと、いずれは矯正は仕方ないかと半分諦めていましたが、
口も鍛えられるとわかったので、材料は大きく切って母はラクをしつつ子どもたちがたくましく育つよう食生活を考えていきたいと思います。


●子どもの歯は本来すきっ歯
→間の詰まっている子は、永久歯になったときに歯並びが悪くなるかも
→前歯を使って食べる習慣をつけるとだんだん間が開いてくる
→歯の間の歯垢を取るのは、フロスではなくて繊維質の野菜(せろり、アスパラなど)をかじっていれば充分

●子どもが食べるものの「形状」と「材料」
→育児書に対して多少固い・大きいものも、様子を見ながらあげてみる。
赤ちゃんはなんでも口に入れてかじったりするので、噛めば噛むほど甘みのでる野菜の良さをこの頃から感じさせてあげる。

●今からでもやろうと思うか
→健康なお口を育てるためには「3歳までに」というのがキーワード。
→でも、3歳を超えてしまったからと言って遅いからもう仕方ないと思わないでほしい。
→今からでもやれることを、と探してチャレンジしてほしい


ほかにもたくさん感想が届きました。
本当に素晴らしい講座でした。

次は数か月後に、開催したいな!
  
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Posted by 森のようちえん「てんとうむし」 │コメント(0)