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2014年06月12日 12:18

NYカーネギーホールで、日本の日々を考える

先週末、夢のような機会をいただいて、2800人のカーネギーホールで演奏してきました。
世界最高峰の歴史あるホールはすべてが素晴らしく、最高のご褒美をいただいた気持ちです。

現在の私の職業は2人の子供のお母さん。

時には、ピアノを弾いたり教えたり、時には、鍼灸師として治療をして、
これから「森のようちえん」を立ち上げようとしている、一人のお母さん。

全てに通じるのは「人とのコミュニケーション」が重要だということ。
相手がいるから成り立つことばかり。

相手の心を察して、相手を感じて、自分も調和していく。
その、ツールがピアノだったり、ハリ灸だったり、木の枝(笑)だったりするだけで、どれも一緒のこと。

そして、これから新しく「森のようちえん」を立ち上げようとしているのは、
それが3歳と7歳の二人の子育て中の母にとって 「今が旬」だから。

食べ物だけでなく、遊びでも、何でも、この世のものには旬がある。
旬を逃したらもったいない。

みよし市には、大きな公園や広場がたくさんあるのに、ほとんど
活用できていない。
公園でもあまり他の子とは会えなくて、とってももったいない。

人は誰だって、仲間とつながりたい。
でも、集う場所だけ作っても、そこに仲間がいなければ、集えない。

その場所を作るのは、自分が子育て中の今が「旬」だと確信しています。

森で過ごしていると、こどもたちは、池に蛙がいて、卵からオタマジャクシになり、蛙になるまでを、
仲間と一緒に観察し、一緒に感動できる。

競争しながらお尻ですべりおりる坂道も、
みんなで走り回れる芝生も、仲間と一緒だから、楽しさが増える。

小さいころに、思い切り自然の中で遊んできた人たちは、その後、成人しても、

甘い蜜のある花はどれか知っているし、寝転がると大地が暖かいことを知っている。


自分が出産するまでは、全ての人が、自然と共に成長してきて、
子育てというのは、「子供とともに、再び自然と向き合い、生き物との対話を楽しむ時間」なんだと思っていた。

でも、子供たちにピアノを教えるようになって、違う事を知ってしまった。


「どろんこを手のひらでぎゅっぎゅっとにぎって、どろだんごつくるみたいに」
『やだ、きたないもん。触ると手が汚れるし』

「暑い時に、砂の上を裸足で『あちっあちっ』て飛びながら歩くようなスタッカートで弾くよ」
『えーー。暑い時は外なんて行かないし』


全然話が通じないんです。
やったことがない。

生徒を前にして
「これは、ピアノを教えている場合じゃない。。。」と思ったのが、そもそもの始まりでした。


小手先の技術を教えなくても、すべては自然が教えてくれる。

仲間と一緒に、自然の命を感じ、日本の贅沢な四季に感動できるような場所を、作りたい。

なによりも、家の近くに!

しらゆみ


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森のようちえん てんとうむし


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Posted by 森のようちえん「てんとうむし」 │コメント(3)
この記事へのコメント
素晴らしい!!
多くの賛同者ができて活動できるといいですね!
春ちんちも広いから場所くらいは提供できるよ!
まだ牛さんもいるしね!
ちょっと遠いかな?
先日毎日新聞に扶桑の堤防で遊んでいた子供たちの生地があったけど、「そらしど会」だったのかな?
Posted by 春ちん春ちん at 2014年06月14日 12:45
春ちんさんコメントありがとうございます!

応援してくださって嬉しいです!!

ちょっと遠いですが機会があったら子供たちと遊びに行ってみたいなぁ。 
Posted by 森のようちえん~そらしど会~森のようちえん~そらしど会~ at 2014年06月16日 00:34
毎日新聞の記事は、豊田市で活動中の「とよた森のたまご」さんです♪
森での活動を、大きく掲載していただいて、自分の事みたいに嬉しい記事でした。    
Posted by 森のようちえん~そらしど会~森のようちえん~そらしど会~ at 2014年06月20日 12:00
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