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2017年09月12日 12:51
「どうして枝を持っていても、見守るの?」
↑ 見て見てー!!どんぐりから芽が出てきたー!!!!年長Hちゃん大喜び。
。。。。。。。。。。。。。。
「どうして枝を持っていても、見守るの?」
まだ入会したばかりのお母さんたちに、よく聞かれます。
いいか悪いかじゃなく、誰でも頭に浮かぶ 素朴な疑問です。
子供たちは、大人の顔色を良く見て、TPOに合わせて、常に自分を変化させています。
じーっと大人の顔を見ながら、いたずらをしている子どもたち。
(ここまではOK?この人は、どこまでやったら怒るんだろう?)
いつも、大人のほうが試されています。
例えば、枝を持っているのを見ていた大人が、
「危ないから、やめなさい!」
と大きな声で叱るとする。
すると子どもは あきらめて枝を放すか、ビクッとして終わるか、または怒りの感情を持ちます。
もし、
「かっこいいー! 釣りざおみたいだね~」
と言うと、こどもたちの顔はどうなる?
きっと、こどもたちのしなやかな想像力が、ふわぁっ!と花開いて、親子で一緒に笑顔になれる。
お母さんも肩の力が抜けてホッとできる。
こどもって、大人が想像している以上に、とっても純粋で柔軟な世界に生きていて、
どんな過酷な環境でも楽しめる能力を持っています。
自由にできない環境では、怒られないギリギリの遊びを見出して、どこでも楽しめる。
遊びに制限をかければ、大人はラクですが、いつも大人の顔色を見ているこどもたちの遊びは、
次第に感覚遊びから、頭で(知識で)遊ぶ方向に変化していきます。
(最近、大人みたいな子どもが、増えていて、ドキッとします。。)
こどもの時代は、無駄な動きが大事。
ぐるぐる回ったり、高いところから飛び降りたり・・・
大人には理解できないようなナゾな動きも、すべて必要なこと。
その動きを通して、自分の存在、心や身体の存在を認識しています。
何かひらめいた時の、こどもたちの表情。
いたずらを思いついた時の にやけた顔。
パッと変わるその顔を見るのが、大好きで、
今日も私は 森にでかけます。
森のようちえん てんとうむし
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Posted by 森のようちえん「てんとうむし」
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