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2015年08月16日 21:01

預ける人も,預かる人も、お母さんの心で。


明後日の入園説明会にむけて、代表の想いを綴りました。


~もりのようちえんに興味を持ってくださった皆様へ~

日本の森のようちえんは、お母さんが立ち上げた園が多いのが特徴です。
森のようちえん「てんとうむし」も、現役のお母さんが、我が子のために立ち上げた手作りのようちえんです。

子供の探求心は無限です。大人が保育カリキュラムを用意しなくとも、子供たちはどんどん魅力的な出来事を見つけ、飽きることもなく、興味のままに行動していきます。目をキラキラ輝かせている子供たちを見守り、寄り添い、その感動の瞬間を共有できることは、母にとって最高の幸せです。

 また、みよし市出身の私にとって、森のようちえんの活動は、住み慣れた街の人たちと一緒に子育てをしたいという夢を実現させる場所でもあります。懐かしい居場所がたくさんあるこの街で、こうして活動できることに、心から感謝しています。

そして、子供たちにも、自分の故郷がある幸せ、そのままの自分を知っていてくれる人がいる幸せを感じてほしい。

SNS全盛の時代だからこそ、街の人たちと、顔の見える付き合いをして、少し先をいく人たちに助言をもらいながら、大家族のような子育てをしたいと願っています。

ただし、豊かな自然環境の中は、当然、危険がつきものです。取り返しのつかない状況を回避するために、常に勉強を重ね、命に対しての意識を高く持ち続けます。また、仲間同士が腹を割って話せる環境を作り、お互いを尊重しながら、相手の気持ちを察して助け合います。

森のようちえんの見守り保育は、時々、放任と勘違いされてしまいますが、決して放任ではありません。

子どものやりたい気持ちを尊重し、自分の力で切り開く時を信じ、安全を確認しながら全力で見守っています。こういう経験の積み重ねが、将来何かを、学びたい!やりたい!というときに、そのヒントを自分で探してくる力になると考えています。

子供たちの「やってみたい!」を満足させられる場所。
地域の人々に、育ててもらい、地域と共に成長していく場所。


それが、私の求めている環境です。

預ける人も預かる人も、お母さんの心で。


園舎はありませんが、ここには手作り園ならではの、自由さがあります。

森のようちえん「てんとうむし」は、まだ立ち上がったばかりの小さな園です。

一人ひとりの個性を大切にして、大人も、子供も、人格を持った一人の人間として関っていきたい。

この街には、すごい力を持った人がいっぱいいます。これから先、ちいさな園のフットワークの軽さを生かし、地域の中で、一緒に森のようちえん「てんとうむし」を創り上げてくれる仲間を大歓迎します!

  
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Posted by 森のようちえん「てんとうむし」 │コメント(0)