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2016年09月20日 14:57

赤い卵は『みどりたまご』

カテゴリ:つれづれ


色覚障害を持っている子が、色鉛筆を、順に並べたら、こうなった。

淡い色は見わけにくいから、ピンクと水色は同じ色に見える。

検査が任意になってから、自分に色覚障害があることを知らずに大人になる人も多いけれど、

20人に1人。
クラスに一人は、こんな感じに見えている。

赤と緑の判別が難しいから、赤卵は、『みどりたまご』と呼んでいる。

コーヒー豆にお湯を注ぐと、豆が、茶色からだんだん緑になっていくみたい。

緑のトマトが赤色に熟したかどうか、よくわからないから、完熟の収穫が難しい。

でも、普通に生きているから、個性の一つ。


『これ、何色に見える?』

って聞かれるのが一番嫌だそう。

一番見やすい色は、黒色か、黄色。

だから絵を描くと、すべて黒か、黄色になる。

ゴッホも色覚障害があったから、あの芸術作品が生まれたそう。

確かに顔を黄色に塗っている作品もある。紫もある。


確か、6歳の頃は、薄ピンク,水色、ピンク、青、、っていう順に並んでいたけれど、
年齢とともに、みんなが言っている色を聞いて覚えていくから、今は、ほぼ不自由なし。

もし、街で、緑のパンツに、赤いシャツ来てる人を見かけたら、
色覚に個性がある人なんだなぁと、見守ってね。

人は、みんなそれぞれ、違っていて面白いね。  
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Posted by 森のようちえん「てんとうむし」 │コメント(0)