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2017年12月02日 07:21

安心の地面か、不安定な遊具。か。

カテゴリ:活動日記
続き

ふと見ると、目の前に巨大な崖。


「どうして こんな崖ができたんだろう?」と疑問を口にしながらも足をかける。

足元がどんどん崩れて登れないけれど、何とか頑張って登っていく。

ひとしきり頑張ると、次の目的地へ。
(あ、もういいの?)

こどもたちの切り替えの早さは、いつも意表を突く。

さらに進むと池に龍がいた。
誰もいない場所に、ポツンと人形。その先にまたポツン。
池から 「金の斧、銀の斧を持った神が、出てきそうだね。。。」 と言いながら、神の真似をして盛り上がる。


道なき道であろうと、全く躊躇せず進むこどもたち。


先頭の子が、後ろから来る子のために、笹を割って進む。

自分の背丈より高い笹にも、全くめげず進んでいくたくましさに、感動しながらついていく。


開けたその先には、
懐かしい遊具があった。


それにしてもよく揺れる遊具です。。
バキッと折れても何の不思議もない感じ。



『慎重にねー。遊具が古いから、大丈夫かどうか確かめて遊んでねー』
と、一応声をかける。 

その不安な遊具の上で、
お弁当を食べる子どもたち。



大人は、安心の地面が好き。

こどもは、不安定さにワクワクを感じる。



不安定な場所は、おむすびが転がったり、自分が転がったり、
想定外なことが起こって、みんなで大笑い。

そこから遊びがまた新しい広がっていく。

こどもたちは、
毎日を楽しく過ごすためのコツを知っている。

幸せの価値観は一人一人違ってて当然。

大人も。

  
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Posted by 森のようちえん「てんとうむし」 │コメント(0)