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2018年05月07日 09:27
誰もが同じ空間で遊べる場所がほしい ~みんな違ってみんないい~
カテゴリ:つれづれ
てんとうむしは、お母たちで小さく活動している森のようちえんですが、
それでも卒業研究などで、いろんな方と出会ってきました。
園庭を研究しているという方が見学に来たこともあります。
その方は、身体や心の障がいの有無に関わらず、誰もが同じ空間で遊べる園庭を作りたいと話してくださいました。
お会いした方とは別の方ですが、園庭を研究されている方のブログでも、同じように書いていらっしゃいます。
https://ameblo.jp/hagukumino-niwa/entry-12320345149.html
集団行動、集団美 を美徳とする日本文化は、もちろん素晴らしいこともたくさんあります。
でも、その結果として、集団行動が苦手な障がいを持った子や、個性を持った人を別の施設を勧められて、
社会を、どんどん小グループへと分断してしまっています。
そして一つの空間に、ほぼ同質が揃うと、今度はその中において異質なものが
新たに目立って、疎外されていくこともあります。
。。。。。。。。。。
以前、世界の頂点、アメリカブロードウェイのミュージカルを観劇する機会に恵まれたことがあります。
素晴らしいパフォーマンスと、キャストの全身から満ち溢れる自信、舞台演出の完成度に感動したのはもちろんですが、
同時に、舞台全体の美しさ、集団としての美しさを追求する文化は、日本独自のものなんだということにも、気が付いてハッとしました。
私たちはおそらく、集団美を素晴らしいと感じる感性を持っているんだと思います。
日本は、プロの舞台はもちろんですが、小中学生も、運動会までの約一か月間、毎日練習をして、
一糸乱れぬ演技を披露します。
アメリカの舞台は、キャスト一人一人の体形体格が大きく異なるため、同じ動きをしても、一人一人がかなり個性的。
背丈はデコボコです。
逆に、それがその人にしかできない個性として表現されていて、すごくいい!
と思いました。
。。。。。。。。。
肌の色、体形体格、声の質など、持って生まれたものは、変えられない。
だからこそ、自分だけの長所に気が付くことができると、自分に自信を持っていける。
同じ環境の人しかいないところで過ごしていると、人と同じじゃないことが心配になりやすい。
他を知らないから、自分が変なのではないかと不安になってしまう。
人は、結局のところ 『何が普通なのか』を、自分自身が決めている。
今、社会の中には、いろんな人たちのための居場所ができています。
私たちのような子育て中のママの居場所はもちろん、
身体や心に障がいのある人の集まりや、認知症カフェ。
それを支える側の活動も盛んになってきました。
自宅で介護している人の交流の場や、日本語を学びたい外国籍の人も増えています。
もっともっと、いろんな顔、いろんな言葉、いろんな身体があり、いろんな個性があり、感じ方も、考え方も
いろいろな人が、普通に同じ空間にいることが、あたりまえになるといいな。
そうすると、自分と比較できないから、比べなくてもよくなってくる。
『そうなんだね。そういうものなんだね』
って、知ることで、そのままを受け止められるようになってくる。
まさに、この歌にある 金子みすゞさんの詩の通り 『みんな違って、みんないい』 だね。
https://www.youtube.com/watch?v=ncRWshmF3oE
★明日の守綱寺 読み聞かせ会の始まり前に、
豊田市在住のソプラノ歌手 竹内しほこちゃんと、金子みすゞさんの歌を何か一曲披露します。
守綱寺さんは、15年ほど前? に、豊田みよし地区で野外自主保育がスタートした場所。
http://syukoji.boo-log.com/
朝市などもやってるよ!
Posted by 森のようちえん「てんとうむし」
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2018年05月07日 00:02
おしゃべりする文化 〜デンマークからまなぶ〜
カテゴリ:つれづれカテゴリ:地元情報~みよし市~
6月から駅前活性化プロジェクトが始まります!
お茶して、おしゃべりできる場所。
ここに人が集えは、つながりができる。
https://toyokeizai.net/articles/-/152780
デンマークの『ヒュッゲ』を見習って、日本にも居心地のいい空間ができるといいな。
↑IPA日本支部 Tさんより資料を頂きました。
Posted by 森のようちえん「てんとうむし」
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