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2019年05月05日 00:02

『泣いてるからって、眠たいんじゃないんだよ!』

カテゴリ:つれづれ



昼下がり、公園で1,2歳の子が泣いていて、
お母さんが抱っこしても泣き止まない。

『きっと眠たいんだねー』
と、つぶやくと

隣で次男がムッとして話し始めた。

「こどもが泣いてるからって眠たいんじゃないときもあるのに、
大人は眠たいんだねって言う。
違う!って思って、イヤな気持ちだけど
泣いててしゃべれないからイヤって言えないだけ」


ハッとした。

まだお昼寝をしていた1,2歳ごろのことを鮮明に思いだした。


疲れてたり、思った通りにうまくいかなかったり、
いろんな感情が混ざり合って泣けちゃうことって、誰でもある。

それを頭では、理解しているつもりでも、
周りの大人が『どうしたのー?』って、あやしてくれると、

つい大人が納得するような答えを出そうとしてしまって、
『そろそろ眠たいんだよねー』
と、返事をしていた。

それを小学生になっても、本人が覚えていることが衝撃だった。

自分の想いと違うのに、
勝手に こうだと決めつけられたら、誰だってイヤだよね。

我が子のことを理解したい気持ちはあっても、実際には、毎日わからないことばかり。
わかっているふりをせずに、わからない自分を素直に認めていきたい。


「わからないのはあたりまえよ。出産したからって『母』になれるわけじゃないんだから。
必死に子育てして、少しずつ『母』にしてもらうのよ!」



信頼しているベテラン助産師さんが、
いつもお母さんたちに伝えている言葉。
  
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Posted by 森のようちえん「てんとうむし」 │コメント(0)