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2019年11月14日 00:02

広がれ!「性と科学の健康講座」感想・質疑応答 講師・西田久代助産師  

2019年9月
みよし市の小学校にて家庭教育学級で開催された 西田久代助産師さんによる「性と科学の講座」が大変好評をいただき、
講座に参加してくださったお母さんの主催で、翌月10月21日に親子講座が開催されました。

中学生の部:思春期の子たちがよくこんなにたくさん来てくれたね。
この講座を一緒に聞いた仲間は、もしもの時に相談できる仲間になれるかもしれない。そう思うだけで心強いです。




資料には「子どもたちが知りたいこと」がストレートに書かれています。
性について聞かれた際に、ついつい焦って話をごまかすと、
(これは大人には話しちゃいけない内容なんだ)と思ってしまうので、
科学的に伝えたらいい。と講師の久ちゃんが話してくれました。



小学生の部は、笑いの絶えない、楽しくてわかりやすい講座だったよ!



今の時代、
家庭でも学校でも教わる機会のないまま、ネットの情報に触れるのは危険がいっぱい。

本人が知りたいなと思った時に読めるように、性教育の本を家に置いておくといいね。


、、、、
以下、講座後のシェア会での質疑応答トークメモ

娘と女同士でも恥ずかしいのか何も聴いてくれないからどこから切り出すのかわからない。早めに話しておけばよかった。年齢が高くなってうまく話せない
→小学生など下の子に話す場所に中学生もいてもらうと耳に届くね。


文科省の歯止め規定があり、授業の中で話すことはなかなか難しい。
→豊田市の小学校で小4の保健の授業をした時は、外から来た人が勝手に言っちゃった。という形で開催した。養護の先生が頑張ってくれたらできる。

結婚したら子どもができるの?と聞かれたら?
→答えにくい質問は、この本に買いてあるからまた読んだら?と本や資料を置いておくと親のいないところで自然に読む。

6年男の子、知らないおじさんに触られて動けなかった。
→イヤだって言っていい。
→男の子も性犯罪に遭うと傷が深い。笑われた記憶からセカンドレイプになったりする。

・両親から性の話を聞く事自体、未知。
自分の身を守るのは自分だという感覚もなかったから子どもたちに説明しにくい。
→虫が交尾している話から、広がったりする。リビングに本を置いておいたらすごく読んでいる。

・近親相姦を悪いことと知らなかった子どもがいた
→みんなやってることだよ。と言われていたりする。こんなことをされる自分が悪いんだ思って黙っててしまう子もいるから性の知識は大切。

・大人には聞かなくなった年齢になった頃
友達から友達へ教え合ってほしい。
→そのために、学校でお友達と一緒に聞くのはとてもいい。

・お父さんの理解が乏しい
→お父さんの性知識は、自分の身体の一事例しか知らない。自然に知識を得ていた時代は平和だったけど、今の子どもたちとは知識を得るタイミングや環境が違うことを理解してほしい。
→お父さん主催の性教育講座が開催されるといい。

・不審者が多いご時世なので、「嫌だ!やめて!」と言っていいというメッセージはとても重く感じました。

・境界意識を敏感に感じとり、危険を早めに察知し、身を守る行動に移すこと。

・学校で親子が一緒に聞く、という形をとっていただければ、家で感想を話しやすいし、もし後々困ったことが起きた際に、あの時お母さんも一緒に話を聞いていたから、、と相談しやすいのでは?と思いました。




  
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Posted by 森のようちえん「てんとうむし」 │コメント(0)