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2019年11月23日 00:03

「触れる」「触れてもらう」 ~東洋医学の視点から~

カテゴリ:つれづれ

人が人に「触れる」 と字の如く「手当てをする」ことができる。

医療や介護、保育などの職業人じゃなくても、
家庭で、「触れる」ための知識があると、母も子も落ち着ける

触れる場所は難しく考えすぎずに、
ピンときた場所を優しく触れて「手当て」してみる。

わからなければ、背中に
ゆっくりじわっと手をあててあげて、
相手の呼吸に合わせてゆっくり呼吸をする。

母に手を当ててもらうと、子どもたちが安心するのはもちろんのこと、
子どもの背中に手を当てさせてもらうことで、母の気持ちも落ち着くよね。

治療家って、患者さんに手をあててを治療することで実は自分のほうが元気をいただいているんです。

、、、、

東洋医学では、背中のツボを「背部兪穴」と言います。

「兪」 という字は、 船を意味する文字。
身体の中の気や血を流してくれるツボととらえます。

人の背中には 「兪」 のつく内臓のツボが縦に一直線に
肺兪、 心兪、 肝兪、 胆兪、 脾兪、 胃兪、 腎兪、 大腸兪、 小腸兪、 膀胱兪、という感じで並んでいます。

咳で苦しいときは肺兪を、心配ごとがあれば心兪を、 胃が不調のときは胃兪に、元気がないときは腎兪に、触れると、

その部分が滞っている人は、
痛がったり、 逆に気持ちよかったりします。

背骨 (脊柱) には脊髄という場所があり、そこに中枢神経が通っています。 中枢神経は内臓の動きを調整してくれるたいせつな場所。

小さな赤ちゃんから、高齢の方まで
誰でも背中に触れてもらうとホッとするし気持ちがいいもの。

身体が寒い時期だけじゃなくて、
悲しんでいるとき、心配そうな時、

湯たんぽを作って渡してあげてると、
きっと安心するよ。

手が冷たくて、素手で「触れる」ことを躊躇してしまう時期になったら、

我が家では、家族1人にひとつずつ湯たんぽを持ってます。

おすすめはFASHY社のシリコン湯たんぽ。
ぽてぽてする触りごこちで、持ってるだけで癒されるよ。

ファシーの湯たんぽ
http://fashyjapan.com/


気が付けば、もう20年くらい、ファシーの湯たんぽと共に生活しています。
http://sorashido.boo-log.com/e463124.html



















  
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Posted by 森のようちえん「てんとうむし」 │コメント(0)