境界線を引く

森のようちえん「てんとうむし」

2014年07月10日 16:25




メンバーAちゃんが立ち上げた「おさんぽサークル」からのつながりで、
ドイツ中部の森のようちえんに勤めていたYさんが、お友達の親子と一緒に、
森のようちえん「てんとうむし」の活動場所へ来てくれました!

Aちゃんから聞いて以来、ずっとお会いしたかったYさん。
昨年ご長男を出産した後は、自身でサークルを立ち上げて、お母さん生活を満喫しているようです。

てんとうむしがたいせつにしていること。

「大人も子供も、自分のことを好き!と認めていけるように」

「日常生活に根差した活動をすること」

「協同保育で、親も子も育ちあう事」

「大人が考える保育カリキュラムがなくても、子供がすべてを教えてくれる」

などなど、同じだね!と確認し合って、いろんな経験を話し聞かせてもらって、
ドイツの森のようちえんの写真も見せてもらって、とても楽しい時間でした。

メンバーのSが、
「ドイツの森のようちえんでは、大切にしていることってどんなこと?」

と尋ねると、

「日本語訳にするのが難しいけど、境界線を持つこと。
『grenze setzen』っていう言葉を使っていたよ」と教えてくれました。


久しぶりのドイツ語~。

錆びた頭で考えても、うまく言葉にならないのでまたまた久しぶりに独独辞典をひいてみました。

が、ひいてもそれが日本語に変換しない(笑)

ニュアンスとしては、

「大人も子供も、自分の心の中にある境界線を知る。ここまではいい、これはいやという境界線を、
自分自身が理解して、それを相手に伝えられる」


ということ。

ステキな表現。
とってもわかりやすい表現だね。

Aちゃんは、ストンと腑に落ちた!
と、感動していました。

一緒に来てくださったKさんも、Fさんも、
もっともっとお話ししたい魅力的なお母さんたちでした♪

来てくれてありがとう!