第15回森のようちえん全国フォーラム2日目 灰谷孝さん分科会メモ

森のようちえん「てんとうむし」

2019年11月04日 06:06

2019年11月3日
今日は 第15回森のようちえん全国フォーラム in 岐阜 

美濃市 森林アカデミーに来ています。
ここは、空気が美味しい〜。

会場内に設けられた子ども遊び場から子どもたちの
楽しそうな声が聞こえてきて、もうそれだけでテンションUP!


お昼にいただいたお弁当も最高においしくて、
鈴木翼さんのLiveも楽しくて、あっという間の一日でした!

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今日、朝イチで参加したのは お会いして見たかった 灰谷孝さんの分科会「感覚と動きの発達理論と森の環境 〜子どもは与えられた環境に適応する」



講座内でのワークがとっても面白かったので、帰宅して早速子どもとやってみたところ、
同じ結果になって『わぁ不思議ー!』と盛り上がり。

講座の最後に『耳から聞いたことは鼻から抜けてしまうので、抜ける前に口からアウトプットして再び耳から取り込んでおこう』と灰谷さんもお話しされていたし、近いうちに母たちとのシェア会でも同じワークをやってみたい。



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以下、講座メモの一部

・『発達するメガネ』大好評販売中。

・『音で何か大きなことが決まっていく』という感覚がある。
高い音が聞こえすぎていて、低い音が聞こえていない→補聴器で調節

・現代の問題 『まぶしすぎる問題』 →光を落とすだけでホッとする。

・『発達は日常にある』→『生活することで発達する』→人は置かれた環境に適応する

・従業員に伝えている事
『いやなことはしない(いやいやしない)』→それを実行したら、仕事の効率が劇的にUP
『仕事は二つ以上持とう』
『一人一人がそれぞれに固有の感覚に従おう』

・六歳までは「前庭感覚」を育てている。前庭感覚=バランス感覚。発達に障害のある子は苦手。

・「靴」足の指で つかむ、ける ことができる靴のサイズを選ぼう。大きすぎる靴 足の甲が浮くはきものは感覚を鈍らせる。

・「手足の親指」は、言語とイコール。親指の感覚神経が発達している子は言語も発達している。

・「内臓感覚」が弱い子は、おしっこをギリギリまで我慢したり、食べ過ぎる

・「首」バランスを取る機能を持つ場所。手首、足首、首 全身に5か所ある。
※肩押さえエクササイズ実験 1、片足立ち 2、手の親指をつける 3、第三者が手首を持つ
→手首は大切な関節なので、子どもと手を繋ぐときに手首をつかまないのが基本。

・『相同運動』→力強く生きるのに大事。
※1、押す(断る力。現代は機会が減っている) 2、引く(助けを求める能力) 3、リーチング(やり遂げる力)→赤ちゃんが何かに手を伸ばしているのは実験してる時。これがほしいんだねと大人が取ってあげると実験のチャンスを奪うことになる。

・『固有受容感覚』 鍛えるには木登りがベスト!
自分の身体感覚。どこにあるのか。→両手を組んでねじる、伸ばす指を支持してもらって実験。

、、、
まだまだあったけど、、書き留めたのは
ここまで。


今回は日帰りで通える距離なので、てんとうむしの母やスタッフさんも、たくさんの仲間が参加してくれているのも嬉しい!

新しい出会いも、全国から集まってくる森のようちえん仲間たちと、久しぶりの再会もあり、興味深い分科会もいっぱいで、美味しいものもたくさんあって、時間が足りなーい。

ここまで長い期間、丁寧に丁寧に準備をしてくださったフォーラム実行委員の皆さん、本当にありがとうございます!



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