頭を打った時の チェックポイント
子どもたちの斬新な!毛糸作品
~頭を打った時にどうするか~
体重のわりに頭が重たい子どもは、
外遊びの際に限らず、室内で机の角に頭をぶつけたり、本当によくぶつけます。
たんこぶができたら安心。といわれますが、そうでもないようです。。
頭の骨の硬さの順番は
1:前頭部、2:後頭部、3:頭頂部、4:側頭部
特に耳側(側頭部)をぶつけた時は心配ですが、骨がぺコッとへこんだ状態の骨折なら、
2歳頃までは骨が柔らかいので自然に治ることが多いそうです。
こどもってすごい!
~チェックPOINT~
●頭を打ったあとおおよそ4時間くらいは注意をして見守ります。
ひと泣きした後、よく寝るので心配になりますが、そのあと普通なら大丈夫。
ずっと寝てて心配な場合は、時々起こしてみる。
●落ちたりぶつけたりしても、すぐ泣いて、目が合って、普通の様子なら、見守るだけでたいてい大丈夫。
●めまいがあったり、ボーっとしていたり、食欲がなかったり、いつもと違う様子なら受診を検討したほうがいい。
頭を打ったあとのめまいはほとんどの場合、脳しんとうのことが多い。『ぐるぐるする』と言うようなら受診を検討する。
●普段の、大泉門の状態を知っておく。
乳児にはあたまのてっぺんに、骨がない部分があって、1歳半頃までは触ってわかります。
普段時々大泉門を触ってみて通常の状態を知っておくと、もしものときに、安心です。
正常では、横になった時や泣いたり、力んだ時に圧が高くなり、少し盛り上がりますが、
通常の状態で起きている時は少しへこんでいるのが普通です。
頭をぶつけて、脳の中に異常があると、脳の圧が高るので、どんな抱き方をしても大泉門が膨らんでいて、押すと固く感じます。
圧が高くなっていたら脳神経外科で診察を受けたほうがいいです。
。。。。。。。。。。。
★ちなみに鍼灸師の私は、大泉門を 『しんえ』というツボでとっています。ツボは指をあててとります。 親指一本が、一寸。
前髪の生え際中央から2寸上。(親指二つ分上)が『しんえ』です。ちょっとへこんでいて、イタ気持ちいいところがツボです。
『しんえ』は、有名なツボ 『百会(ひゃくえ)』の手前3寸にあり、
『しんえ』押して、ブヨブヨしてて、むくんでいるなぁと感じるときは、湯たんぽを使ったり、お灸を乗せてます。
頭皮のむくみは、、他人の頭皮を触らせてもらうと違いがよくわかります!
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